6.25 今日の一問一答

理学療法士からの一言を含む、今日の一問一答です。

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Q：呼吸数（腹式呼吸が出来ない方へのアドバイス） 

▶︎『呼吸数』に関して
皆様は何を正解にしていますか？

生理学的には
成人：12〜16（16〜20）回/分
新生児：40〜60回/分
乳児：30〜50回/分

と一般的には言われています。

ちなみに気分が悪くならなければ、回数とかどうでも良いと感じます。

大切なのは・・・
呼吸を通して、酸素と二酸化炭素の出し入れがあり、
心も体も元気にエネルギーが満ちる感覚があれば良いと思います。

▶︎『腹式呼吸』に関して
そもそも腹式呼吸はどこの呼吸と認識しています か？

解剖学的に考えると・・・

腹式呼吸は
・腹横筋
・腹斜筋群
・腸腰筋
・骨盤底筋群
より構成される腹腔（お腹の部分の空間）内で起こる呼吸です！

腹腔を広げたり閉じたりする
＝横隔膜が動く
＝胸郭の動きが生まれる
＝呼吸が生まれる

という仕組みです！

では、腹式呼吸が出来ないクライアントさんには、
上記に上げた４つの筋肉を動かす運動を呼吸の時や、ポーズに意図的に混ぜ込んで行け場ヒントになると思いますよ！

回答になりましたか？

◆理学療法士からの一言メモ

実は呼吸の主な活動を支えてるのが横隔膜だと言われています！

横隔膜は胸郭の下の蓋でもあり
腹腔の上の蓋でもあります。

つまり腹式呼吸は言い換えれば胸式呼吸と繋がっているという事ですよね！

ちなみに筋膜における筋連動を考えると…
体の一番深層で足の爪先から頭の先まで繋がっている筋膜の一部なんです！

つまりは深層が整った状態で全身使っての深呼吸のLEVELを見る事で、健康かどうかも見えて来るんですよね！

つまり深呼吸は健康の源なんですよね！